理系ブロガーSの挑戦

化学系博士卒ブロガーの経験と考えをまとめたブログ

学生時代と今で社会人の印象は変わったか

今回は学生時代の自分に話す感じで、

学生時代と今とで社会人に対する

印象がどう変わったか

についてまとめていきます。

 

学生時代(特に学部時代)は、

社会人は何となく大変そうだな

という印象がありました。

拘束時間が長いという不自由さや

仕事の責任が大きいことからくる

イメージだったと思います。

 

学部生の頃からすると、

実際大変だと思います。

私の場合も学部生時代は、

人付き合いもやりたいことも

自由に過ごしていましたが、

社会人になるとあまり好き勝手は

できませんし、上下関係や

本音と建前的なものも強くなります。

 

ただ理系の場合は大学院の研究室が

クッションとして間にあるため、

そこまで大きなショックは

受けにくいかもしれません。

学部から研究室に所属する段階が

けっこう大きな変化になるため、

研究室と企業のギャップは、

体感として和らぐと思います。

 

また年齢が上がるにつれて、

期待して夢見がちな思考から、

客観的で現実的な思考に

変わってくるというのもあります。

 

学部生時代は常に自由な時間が多く、

社会人の拘束時間に抵抗を感じますが、

研究室や企業を経験していくと、

拘束時間と自由時間のメリハリをつけて

時間を割り切ることに慣れてきます。

拘束時間と自由時間のバランスは重要で

それが調整可能な環境に所属することは

とても大事なことだと思います。

 

世の中は理不尽とよく聞きますが、

社会全体としては、とても合理的に

できていると感じます。

いろいろなことに良くも悪くも

必ず理由があって、

全体として合理化するために、

個人では理不尽に感じる場合がある

ということだと思います。

私が本当の理不尽を経験してないので

こう言えるのかもしれませんが。

 

会社員は安定した収入源になるため、

企業に寄りますが、

普通に生活する分には、

お金に困ることはありません。

(緊急時や特殊な事情がある場合を除く)

その分、行動範囲や自由さが

広がる面もあります。

とはいえ、週5で働くのは大変ですが。

 

ここ10年くらいで、

人の気持ちはけっこう変わるものだな

と不思議な感じもしています。

 

学生時代と社会人とでは、

努力するポイントや大変さが

それぞれ異なるため、

純粋に比較はできないと思います。

 

今の時間が絶対的なものでもない

と思いますが、結局その時々で

できることをやるしかないですね。

 

今回は以上になります(^o^)/