「研究がつまらない」
と感じている人は結構いるのでは
ないでしょうか。
私自身も研究を面白いと感じた ことはありません。 研究とつまらなさは枕詞のように 連動しています。 それでもこれまで研究に関わって いるのは、つまらないという前提 を受け入れて耐性ができている のだと思います。 研究のつまらなさの原因としては、 結局誰にでもできる作業労働で、 やってもやらなくてもプラスにも マイナスにもならないことが あると思います。 実際、今の世の中は本当に必要な 技術はあまりないのではないか とも感じています。 あったら少し便利かもしれないものや、 あったら便利でも結局他にやることが 増えるようなものはあると思いますが、 必須の技術というのはどれほど あるのでしょうか。 あくまで利益を得るために、 必須ではない技術を開発して 浸透させていくというのが 実際のところだと思います。 そういう意味では仲介業やコンサル とも似ているかもしれません。 個人的にはつまらなさや やりがいのなさは重要でなく、 仕事はあくまで給料と楽さの バランスが大事です。 研究にやりがいはなくても他で 楽しみを見つければいいのです。 このくらい気楽にやるのが ちょうどいいと思います。
