理系ブロガーSの挑戦

化学系博士卒ブロガーの経験と考えをまとめたブログ

研究における生活リズムの重要性

今回は、研究における生活リズムの重要性と、

私が気を付けていた(いる)ことについて、お話します。

 

私が研究をする上で、気を付けていたことは、

・睡眠時間は8~9時間は確保する

早く開始して、早く帰るようにする

・作業は、短期集中型で終わらせる

食生活を正す

です。

以下に詳細をまとめます。

 

(1) 睡眠時間を8~9時間は確保

研究だけでなく、あらゆることに言えますが、睡眠時間は大切です。

睡眠不足になると、作業効率が下がり、ミスが多くなります。

頭が働かず、アイデアも思いつきにくくなります。

睡眠不足の人は、思っているよりもダメージを受けていると思った方がいいです。

私の感覚では、睡眠は8時間以上取らないと回復しきらないと思います。

私も昔は昼夜逆転の生活で睡眠時間も短いことがありましたが、

疲れとストレスが多く、作業効率も悪くなるばかりでした。

生活リズムを正すだけでも、研究の負担が一気に軽くなりました。

 

(2) 早く帰る

これは疲れを減らすためと、プライベートの時間を確保するためです。

遅くまで残るほうが、頑張っていることをアピールできますが、

実際には多少残業してもできることは少なく、

その分の疲労が蓄積して、全体の効率が下がることが多いです。

遅くまで残らない前提で、予定を立てた方がいいです。

また、プライベートな時間もしっかりと作った方がリフレッシュでき、

新しいアイデアも思いつきやすくなります。

 

(3) 作業は短期集中型にする

これは、作業をする際に、時間をかけてダラダラするのではなく、

集中して短期で一気に片付けるという意味です。

人間の集中の持続時間は、それほど長くありません。

また、短期集中型の方が、ある時間だけ集中すればいいと割り切れる分、

作業の精神的な負担も少ない気がします。

 

(4) 食生活を正す

研究している人で、コンビニ弁当やカップ麺が多い人が時々います。

私も昔はコンビニ弁当ばかり食べていた時期があったのですが、

すぐに飽きるし、健康にもよくないです。

食堂などで、温かくバランスの良い食事を食べる方がいいです。

 

以上のことは、あくまで理想で、

実際には、研究内容や環境によって、やりにくい場合もあるでしょう。

ですが、ある程度の裁量があって、可能であれば、

意識して実践するといいと思いました。